八丈富士 令和7年3月26日

個人山行記録
八丈富士

東京竹芝桟橋から22時30分出向の「さるびあ丸」に乗船。約10時間の船旅となる。デッキから見る東京の夜景が美しかった。東京湾内は静かだったが,外洋に出ると強風と高波で船は大きく揺れ、デッキでは何かにつかまらないと歩けないほどになり,船室に戻り休んだ。船は定刻から少し遅れて10時ころに八丈島の底土港(そこどこう)に到着した。すぐレンタカーを借り、食料を調達して八丈富士登山口に向かう。登山口はすでに7合目である。頂上まではしっかりしたコンクリートの階段が続いている。登山口から32分でお鉢めぐり分岐となり、ここから火口を一周する。お鉢巡りの道は地面がごつごつの溶岩。また、海側が切れ落ちていた。上り下りも結構とかなりの強風の上,時々立っていられないほどの突風も吹き、慎重に,時々風をなるべく受けないように,うずくまって風がやむのを待ちながら進んだ。30分でお鉢めぐりも終わろうとするころ,突風が吹いて帽子がとれ、帽子を直しているときに風に体があおられ、前に転倒した。海側に転落しないように体を前に倒したのだが、その時に頭の左側を溶岩に強打してしまった。顔に温かいものが流れてきて、ズボンに赤い液体が垂れてきて、血だとわかった。タオルをザックから出したかったが、片手で頭を押さえながらなのでうまく開けられない。やっとの思いでタオルで頭を押さえ、血が止まるまでしばらく休んだ。気分が悪くなったり脳震盪のようになって歩いて帰られなかったらどうしようと怖くなってきた。しかし,幸い意識は大丈夫で、登山口までゆっくり降りていくことができた。すれ違う人から「だいじょうぶですか。」とか「手当しましょうか。」と声をかけてもらった。お鉢巡りの道からの火口と海や港の雄大な風景には感動したが,反省の残る登山となった。そのような状況なので八丈三原山には行かなかった。    (やまがく 単行)

 

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