沢登り 奥多摩盆堀川棡葉窪 令和7年9月14日

会山行記録
ゆずり葉窪

メンバー:セキ、キュー、アオ

 今年の会山行沢登りは巻機山ヌクビ沢に行く準備を進めていたが、冬の大雪の影響で雪渓が例年になく大量に残り今頃になりようやく崩壊が始まったとの情報を受け、急遽行く先を奥多摩の棡葉窪に変更した。今回の参加者は3人。連休の中日なので渋滞は覚悟していたが、鉄道利用とほぼ同じ時間で入渓口まで着くことが出来た。
 駐車場で身支度をして河原に降りると、すぐに右手から3mのF1が出迎えてくれた。左岸の苔むした壁をへつり、滝の流れを跨いで両手足をつっぱって登る。その次も似たような滝で、奥多摩らしく抹茶を振りかけた様に苔に覆われている。使い古したフエルト底の沢靴でも滑ることは無く登れた。気が付けば太い樹脂製のホースが数か所の滝壺から樹林の中に消えている。こんな小さな沢なのに近隣住民のための生活用水を供給しているとは、やるじゃないか棡葉窪。そんなことに感心しながら深い釜を持った滝を右岸からへつっていくと被った岩で行き詰まってしまい左岸の大高巻で大汗をかきながら通過するはめになってしまった。
 この先で沢は開けたゴーロになり、やがて後半のゴルジュの入口に5mくの字滝が現れた。キューさんの「トップをやらせて」の声に、「ではお願い」と二つ返事で背負っていたザイルをおろしアンザイレンの準備をした。互いのハーネスの結び目を確認してからキューさんは流れの中を軽やかに登っていった。セカンドのアオさんとラストの私はビレーヤーの心得などを話しながらザイルを流していた。キューさんは右側の苔むした壁を慎重に登って行くが、なかなか手掛かりが見つからないようだった。その後ルートを変えるべくわずかに下降を試みた様に見えた時スリップして2mほど落下した。そしてトヨ状の屈曲部で我々の方を向いて直立するような姿勢で止まった。私はすぐに救出にしなければと体が動いたが、ツボさんは「すまんすまん」と言いながら自力で滝から這い出してきた。怪我の具合が気になったが、意識明瞭、打撲による右膝の痛みは有るものの幸いに自立歩行は可能の様だった。やれやれ無事で何よりでした。
 遡行はここで終わりにして沢を下り駐車場に戻って入浴後に帰宅した。

CN中央5:00⇒清水橋駐車スペース7;30→入渓8:00→くの字滝8:45・9:10→出合9:50⇒清水橋駐車スペース10:40⇒(瀬音の湯・石川PA・市川PA)⇒CN中央16:30

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