残雪山行 上越 巻機山 令和7年4月18-19日

会山行記録
ニセ巻機山より見た巻機山

メンバー:カク、セキ、マコミズ、やまがく、バンビ

 18日4時に車出発 メンバーをピックアップして外環・関越道を走る。西谷後BS付近の駐車場に8時10分着。路肩には2m近い雪が残っている。準備して雪壁を越えて登山開始する。桜坂登山口まではゆるやかな雪原の登りである。登山口から井戸尾根に入り樹林になってくると斜度がいきなり急になった。一応本で読んだ通り、フロントポイント+フラットフッティングで登るように心がけたが、読んだくらいでは実践できる訳もなく、雪が緩い所や踏み外しもあり苦労し、セキさんやマコミズさんからアドバイスをもらいながら歩行した。五合目手前の樹林帯の急斜面をぬけると、米子沢が見えて一段落である。その先もさらに急斜面が現れ、初めのうちは調子良かったが、太もも、ふくらはぎ、手指がつりはじめ、またアイゼンの重さも感じ、呼吸がハアハアとうまくできないように苦しくなってきた。リタイア出来るものならしたいが、もちろん無理で、登山はある程度行程が進むと、行く所も帰る場所も遠くなり、本当に泣きたくなることがある。そんな時は、なんで自分はこんなばかなことをしているのかと思ってしまう。しかし今回は一緒に登る方がいて、本当に励まされた。標準コースタイム5時間のところを7時間かけてニセ巻機山に登るとやっと巻機山が見えた。鞍部にあるはずの巻機山避難小屋は雪に埋没して見えない。近くの樹林脇を幕営地として整地後にテントを2張り設営した。雪を溶かして水を作り、ワイン、日本酒、おつまみ、チゲ鍋の夕食で満腹となった。21時頃就寝とした。夜半は強風が吹いたがそれほど寒くはなかった。
 19日5時頃目覚めると外は強風で登頂はとても無理だと思われたが、天気予報によると午前中には回復するらしい。いずれにしても下山はしなくてはならないと考えるとうんざりである。餅入りラーメンと鍋の残りで作った雑炊の朝食をとっていると7時には風は弱くなり、うっすら雲の向こうに太陽も見えはじめ、一気に気分が高まった。必要な荷物だけを持ち、アイゼンをつけて7時20分に、登山開始。昨日の苦しい気持ちは半減し、荷物が軽いせいもあり、前向きな気分で歩くことができた。傾斜も昨日ほどでなく、1時間強で巻機山頂上に到着した。私以外の方は、上州武尊山が悪天候で頂上に行けなかったということで、今回は登頂に成功し喜びもひとしお。天気もとても良くなり、谷川岳連峰、八海山、越後駒ヶ岳、中ノ岳など素晴らしく雄大な景色を臨むことができ感動した。牛が岳では残雪にイチゴシロップをかけた特製かき氷を味わった。名残惜しいが幕営地まで戻り、テントを撤収して下山開始。ニセ巻機まで登り返せばあとは下りである。暑いほどの天気となり、途中でたくさんのスキーヤー・ボーダーと出会った。急勾配では下山時も細心の注意が必要。ピッケルも併用して、足場をよく確認しながら移動した。そしてついに15時に西谷後バス停に帰り着いた。帰路は金城温泉で汗を流しSAで夕食を食べて21時頃に帰宅できた。
 登りの苦しい時はもう登山はやめた方がいいかもしれないと思うほどだったが、反省も含め忘れられない山行となった。一緒に行った皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。(やまがく記)

18日 8:30西谷後BS発 9:30桜坂登山口 11:50五合目 16:30ニセ巻機 16:55幕営地
19日 7:20幕営地発 8:10巻機山 8:40-9:10牛が岳 9:30巻機山 10:00幕営地 11:10ニセ巻機 12:00五合目 14:10桜坂登山口 15:00西谷後BS着

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